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森カツことはじめvol5 森の木を使って庭でキャンプを楽しむ

日本家屋の和風の庭を、世代を超えて家族が集まれる楽しい庭にリノベーション。家の前で森の自然素材を使ったアウトドアの提案ワークを開催しました。〈2021年1月16日(土)ウッディパル余呉コテージにて〉講師は中川造園の中川茂樹さん。

庭キャンの事例では、スライドで庭のリノベーションをbefore-afterで紹介し、角材や板を使った簡易棚の作り方や、様々なハンドメイドキャンのキャンプの楽しみ方を紹介しました。ハンモックの設営においては、丸太とロープで設営する方法、キャンプで使うロープワーク(もやい結びや張綱結び等紹介)を学びました。

地域おこし協力隊の堀田涼介さんに、スウェーデントーチの作り方を説明をしていただいたあと、参加者の皆さんにはスウェーデントーチの炎で「コーヒーの焙煎や焼きマシュマロ」など庭キャンの楽しみ方をご家族で体験していただきました。

写真は、コーヒー豆の焙煎と焼きマシュマロをしている様子で、マシュマロは小さいお子さんに特に好評で、親子で楽しんでいただけたようです。コーヒー豆はミルで引いたあと、ドリップして飲んでいただきました。

 

●講師紹介:中川茂樹さん(中川造園)

長浜庭園文化を継承する「中川造園」で、独自の価値観で家族に笑顔をもたらす庭を提案するガーデン工事店「庭屋六花(ろっか)」で活躍する、若き庭のクリエーター。大学卒業後、京都の北山造園北山安夫氏に師事。京都御所など数多くの文化財庭園で修業を重ね、庭師としての基礎を築く。Uターン後は、家業中川造園の後継者(2代目)として従事しつつ、日本庭園の職人として腕を磨く。また、父親は市内での伝統的な庭園づくりの名匠であり、慶雲館(国名勝)の日本庭園修復工事従事されている。