2020年11月18日(土)樹齢1000年逆杉(さかすぎ)と史跡をたずねるトレッキングを開催しました。奈良時代(724年)に行基が建立したと伝えられる高尾寺は8世紀後半に最澄により再興されましたが、その後荒廃し室町時代には無住になったと伝えられています。現在建物は残っていませんが、高尾寺跡には樹齢千年を超える大きな杉が残されています。この杉は根っこのように伸びたその枝ぶりが逆さに見えることから逆杉(さかすぎ)と呼ばれるようになり、滋賀県指定自然記念物にもなっています。今回のトレッキングでは、最初に旧石道寺跡を見た後、高尾寺跡の逆杉(さかすぎ)を目指しました。
当日は、石道里山保存グループの池田さんにガイドをお願いし、旧石道寺跡や高尾寺跡の逆杉、独鈷水などの説明をしていただき、石道寺におりるまでの森を散策しました。池田さんは、今回のトレッキングコースの保全活動をされています。