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小野なぎささんと学んで歩く「森林浴」勉強会(1日目)

心の健康のための新しい森林浴についての勉強会とプログラムのための現地散策を行いました。一日目は北部振興局2階会議室にて、「新しい森林浴その可能性について」小野なぎささんのお話と意見交換会を行いました。

特に今年は新型コロナウィルスの影響もあって、森に連れてってほしい、森林内をウォーキングしたいなど、健康に対する意識が高く、森林浴は人気があるようです。森に入った後、医療的にも血圧や脳波、採決を森に入ると体にいいということが言われ、一つは森の放出する物質(広葉樹に出る)フィトンチッドが人間に癒し効果を与えるようです。

また、森の中で視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の五感を駆使して、森を感じることを教えていただきました。2日目に集福寺の森で体験することができました。

講演後は、小野なぎさ先生を囲み、駒井亭cafe komai-teiさんでお茶会を開催しました。

希望者のみによるものでしたが、地域おこし協力隊などマッチングセンター関係者による活発な意見交換が行われました。

講師プロフィール:小野なぎさ(一般社団法人森と未来 代表理事)

東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科卒業後、森を人の健康に活用したいという動機から企業のメンタルヘルス改善に関わる事業に携わり、認定産業カウンセラー、森林セラピストの資格を取得。

約100年間で、森林を活用した研修プログラムの開発、健康リゾートホテル事業、海外のメンタルヘルス事業の立ち上げを経験。これまで15年間で延べ2,000人を森へ案内し、全国の地域と連携し森林資源を活用した観光プランづくり、企業研修、人材育成を実施し、執筆や講演活動を行う。2015年一般社団法人森と未来を設立、代表理事に就任。“森林浴”、“森を感じる自分の時間”に着目し、国内・海外で活動を行う。2019年~2022年林政審議会委員・地球環境小委員会委員に就任。著書に『あたらしい森林浴』学芸出版社(2019.7.20)がある。