2021年2月7日(日)カエデからいただく森の恵みメープルトレッキングを行いました。メープル部会で奥びわ湖・山門水源の森に設置しているメープルタンクから樹液を採取し、取れたてのメープルの試食、ガイドによる森の散策といった内容になります。ガイドは「山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会」の津原重久さん、ガイド補助には長澤由香里さんにお願いしました。メープルトレッキングで、山門水源の森の冬ならではの自然(木々など)や、山門水源の森の成り立ちなどを紹介していただきました。
メープルの樹液採取と、冬の森の散策、普段は入れない湿原の中での昼食、雪の上でスノーシューを体験する楽しみなどがあり、 参加者の皆さんに充分に楽しんでいただけたものと思います。雪のほうも、晴天の日が増えたためか随分溶けてきた感じがありますが、まだスノーシューでしかいけないところもあり、着脱しながらのトレッキングになります。2/14(日)の雪の状態はまだわかりませんが、まだ応募可能ですので、参加を希望される方は是非にお申し込みください。
さて、今回の樹液採取では、ウリハダカエデの一本目は0.16ℓ、2本目が7.9ℓ、3本目が8.0ℓ、4つ目が0.17ℓ、5つ目がイタヤカエデで1ℓ。
今回は予想を上回る量の樹液が取れたカエデ(2本目・3本目)もあり、スタッフが持ち帰るのに苦労をしたぐらいです。そして参加者全員で取れたての樹液の味見をしました。山を下りてからは事務所で振り返りを行い、シュガーリング後の完成したメープルシロップ(昨年と今年のシロップ)の味見をしていただきました。